洋書ペーパーバック版『Charlotte Sometimes』

相方がこっそり買ってプレゼントしてくれた、
洋書ペーパーバック版の『Charlotte Sometimes』。

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“Charlotte Sometimes”, Penelope Farmer, 2013, VINTAGE BOOKS, London.

子供向けの教材っぽい作りになっていて、
作品に関するクイズがあったり、
第1次大戦とは?というQA形式の短い解説があったりします。

著者紹介では、こんな話が書かれていました。

ペネロピ・ファーマーさんは双子なのだけど、
お姉さんが生まれたあと、25分間、お医者さんは
お腹の中に残された彼女の存在に気づかなかった。
彼女の作品では、しばしばアイデンティティについて触れられるけれど、
それは彼女が双子であったことと関連があるのではとも言われている。

確かに、『Charlotte Sometimes』でも、そんなシーンがあります。
このお話の中で、主人公のシャーロットは四十年前の少女クレアと
入れ違いのタイムスリップを繰り返します。
互いに相手の世界では、相手になりきって乗り切るのですが、
二人の少女が入れ替わっていることに、寄宿舎の他の人たちが気づかないことに、
シャーロットは、ふと不安を覚えます。
自分はシャーロットなのか、クレアなのか?

the cure の「charlotte sometimes」という曲も大好きですが、
この本に出合えたことも嬉しかったです。

自分の28年前の絵とともに(恥)、
charlotte sometimes  vol.1
Jun Mihara study book
の中に収録しております。

三原順さんとは関係のないもので、すみません…。

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