ロバとブラウンさん物語

三原作品と出会う前の話をもうちょっと。
あまり大っぴらに書くような話ではありませんが、まあ、昔話ですし…。
同級生と女子大生のお姉さんと3人で渋谷に飲みに行ったことがあります。
文化祭に遊びに来ていた某女子大の漫研のお姉さんと友人が仲良くなって、
誘われて行きました。それ以前にもお好み焼き屋の打ち上げで
ビールちょっとくらいはありましたが、ちゃんと(?)飲んだのは初めてでした。
3人でロバートブラウン(ウイスキー)1本あけた気がする…^^;。

なぜロバートブラウンなのかは、もちろん(?)、
「花岡ちゃんの夏休み」に出てくる「ロバートブラウン物語」です。
「ロバとブラウンさん物語」とも書かれていますが、いずれにしろ、
花岡ちゃんと簑島さんの出会いのきっかけとなった架空の本のタイトルです。
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雑草社『ぱふ』1983年9月「特集 清原なつの」号p37(左)と、清原なつのさん『花岡ちゃんの夏休み』1979年RMC(右)。

清原なつのファンという共通点があったのですね。
ロバートブラウンを飲みながら清原なつのさんや
他のマンガの話をしていた筈ですが、詳細は覚えていません。
ただ、妙にお姉さんになつかれて楽しかった記憶がうっすらとあり。
それきりだったのですが、いい思い出ですね…。
「花岡ちゃんの夏休み」を今読み返してみると、
若ハゲの簑島さんにエールを送りたくなります(苦笑)。

自分が少女マンガを買っていたのは小さな本屋さんでしたが、
駅前のビルにはもっと大きな本屋さんがありました。
こちらもよく利用しましたが、目立つので少女マンガは買いにくく。
店の真ん中に「マンガ少年別冊 火の鳥」シリーズが
ずらっと平積みされていた光景が印象に残っています。


手塚治虫さん「月刊マンガ少年別冊 火の鳥 4 鳳凰編」1978年、朝日ソノラマ。

目立つところに置いてあったので立ち読みしずらかった…けど、ちょっと読んだかも^^;。
竹宮恵子さん「マンガ少年別冊 地球へ…」も立ち読みで読了。
本屋さんみなさま、色々読みしましたすみません…。
(昔は子供がマンガを立ち読みするのに寛容な本屋が多かったですよね)
お金が出せるようになってからは、どちらも買っております。
マンガ少年別冊ではありませんが(あれ、大きくて良かったな…)。


竹宮恵子さん「月刊マンガ少年別冊 地球へ…第3部 総集編」1979年、朝日ソノラマ

ねこねこ横丁」というサイトで、
清原なつのさんが「じゃあまたね」という自伝的マンガを連載中ですが、
「火の鳥」との出会いも描かれていました。
COM名作コミックス版ですので、自分より一つ時代が昔のもの。
「じゃあまたね」を読んでいて、時代は違うのですが、あー、似ているな…と思ったりして、
自分の子供の頃を思い出したりします。
書きたいことも色々出てきてしまう…またどこかで。

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