これは純粋に谷山浩子さんネタなのですが、
初期の絵本に『人形のいる街』というのがあります。
生まれて初めての土地は
まるで夢のように 淡くて
まるで夢のように 鮮やか初めて歩いた街で
私の眼と耳と心とが
つむぎ出した物語
(『人形のいる街』文・谷山浩子、絵・瀬戸口昌子、1981年、総和出版)
ネット上には「谷山浩子さん御本人もお持ちでない」的な情報もあるくらいなので、
かなりレアらしいのですが、立野は持っていて。
はるか昔、確か特価書籍さんの店頭で平積みされていました。
神保町の特価書籍さんは、まだあるのですね。
http://www.jimbocho.com/S30843.html
店頭で10冊くらい平積みされていたけれど、なかなかなくならなかった。
処分されたのではなくて、誰かの手元に渡っていたら良いのですが…。
ところで、引っ張り出して見てみて、裏表紙にふと何か引っかかるものが…。
自分の25年前(!)のノートの。
1988年1月、パスカルの言葉の引用の背景、
これ、もしかして『人形のいる街』の裏表紙の絵?
14年前の日記では、
「背景の絵は、キュアーかソフトセルのアルバムジャケットの真似です」
なんて、適当な説明しているし…(^^;)。
今更思い出すというか、自分のネタ元を自分で再発見するというのも、
いやぁ、我ながらしょうもない(苦笑)