北三陸のウニは牛乳瓶で

久慈でびっくりしたのは、ウニが当たり前のように牛乳瓶に入っていること。
ガイドの方が説明してくれたのですが、北三陸ではウニを牛乳瓶に入れるそうです。
だから、ウニの季節は(ウニ用の)牛乳瓶をわざわざ売っているそうです。

道の駅くじで、「かじぇ定食」を注文。
Dsc07900m

「かじぇ」って何ですかと尋ねると、お店の人が
「ウニのことをカゼって言いますよね。カゼがなまって、かじぇになったんです」
と説明してくれて、思わず「なるほど」と頷きましたが、
実は「カゼ」の時点で初耳でした(^^;)。

「かじぇ定食」は3980円、ちょっと値は張りますが、
せっかくだから牛乳瓶ウニを現地で食べてみたいし、
やはり食べてみたい、まめぶ汁もセットだし、
相方と二人で、「海女丼」と「かじぇ定食」にして、分け合おうと合意。

これが大正解。
牛乳瓶ウニ、超おいしかったです!!

北海道の積丹で食べた塩水ウニと双璧をなす体験でした。
蕩けるようなクリーミーなウニの味です。
都会のスーパーで売られているように綺麗に板の上に並べられたウニに比べると、
一見、扱いが粗雑に見えますが、殺菌された海水と一緒に
牛乳瓶に入れるというのは、しごく理にかなった保存方法に思えました。
もう、とにかく、美味しいから(笑)。
型崩れしないようにミョウバン漬けにされたウニじゃ味わえない、
新鮮なウニを堪能できました。

まめぶ汁も、美味しかったです。
あまり甘い汁は苦手なのですが、汁そのものは甘ったるくはなく。
まめぶが少し甘いだけで、これなら全然大丈夫。
胡桃の食感が、絶妙。

NHKの朝ドラも、珍しく続けてみています。
久慈、ありがとう。

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