羽幌に一泊し、8月3日の朝、羽幌港から高速船「さんらいなぁ2」で焼尻島に渡りました。小さい島なので、歩いて観光です。森の中の散策路を少し登りながら、オンコの荘へ。オンコというのは、イチイの木のことだそう。オンコの荘は、オンコの木に囲まれたぽっかりとした隠れ家のような空間。
オンコの荘を過ぎて南へ行くと、風景が牧場になり、海が見えてきます。海岸に着くと、焼尻島白浜野営場。何故かトーテムポールがあり、看板にはこうありました
「ラナルドマクドナルド上陸記念 ペリー来航五年前の嘉永元年、アメリカの一青年がこの地に密航す 彼はこの島を無人島と判断し、四泊して利尻に渡るが捕らわれる。 長崎に送られ、日本最初の英語教師となって活躍す 設置 羽幌町観光協会焼尻支部」
トーテムポールにピカチュウ?
野営場から東へ。めん羊牧場があるようなのですが、残念ながらサフォークさんには会えず。ちょっと道を逸れて登ると、焼尻島灯台。この3年後、この灯台から最後の灯台放送があり、少し話題になりました。
海上保安庁公式ツイッター:【67年の歴史に終止符】9月30日12時零分、北海道焼尻島灯台の放送を最後に灯台からの無線による気象通報業務は終了しました。昭和24年の開始以来、永年に渡りご愛顧賜りありがとうございました。
cf. https://twitter.com/jcg_koho/status/781791679418216448
灯台を過ぎ、8月のアジサイを見ながら、港の方へ戻っていきます。焼尻郷土館(旧小納家)は、漁業のほか、呉服・雑貨店でもあり、郵便局・電信局でもあった建物。他に客もなく、2階の畳の部屋で休憩させていただきました。窓から港が一望できて、涼しい部屋でした。
この後、天売島に渡ります。
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