[タイの国旗]

チェンマイ市内ワット巡り、再びバンコクへ


立野日記スペシャル・2002年タイ旅行
立野 昧
チェンマイのホテル近くにいた鳥
7月2日朝、ホリデーガーデンホテルの近くで見た鳥。

2002年7月3日(水)、天気はだいたい雨。

明け方から下痢…。相方も立野よりやや遅れましたが、やはり下痢。 原因はよくわからないです。 メオ族の村の土産物屋で「ミネラルウォーターですよ」と さしだされた水がまずかったか、 昨晩のカントークディナーに何かがあったか…。

立野は酒を飲むとお腹がゆるくなる傾向にあるので、 以後酒を控えることにました。

とにかく下痢止めの薬を飲んで出発。まずは、ワット・プラ・シンへ。



ワット・プラ・シン

ワット・プラ・シンのチェディ ワット・プラ・シンにて
ワット・プラ・シンの壁画
ワット・プラ・シンの壁画。お面を取るといい男です。

白いチェディの右の建物は修復中でした。 左の建物に入ってお参りをしました。

建物の中に壁画があって、聞いてみると、 ガイドさんは嬉しそうに説明してくれました。

王様がいて、娘の婿選びをして、 あちこちの国の王子が集まってくるのだけど、 王女様は誰も気に入らない。何か竹取物語みたいな話?  王女様が好きになった人は、怖いお面をかぶっているけど、 お面を取るといい男。その人が色んな活躍をする様子が描かれていてました。



タイの雨季

この日、初めて観光中に雨に降られました。 雨季なので、今まで降られなかったのが偶然くらいなのですけど。

タイは、3月〜5月が暑季、5月〜10月が雨季、11月〜2月が乾季。 4月が一番暑く、チェンマイでも水かけ祭りがあり、 ワット・プラ・シンの仏像も担ぎ出されるとのこと。

旅行中はその後、だいたい毎日1時間くらい雨が降る感じでした。 朝からずっと晴れていれば、だいたい夕立が来ます。 雨季といっても、長く降りつづけることはあまりないようでした。

ワット・チェディ・ルアン

ワット・チェディ・ルアン

1411年に建てられた仏塔。 1545年の地震で崩れるまでは、はるかに高かったそうです。 ここにエメラルド仏があったこともあるとのことでした。

綺麗なゾウは、修復されたもの。 昔のままの崩れた古いゾウも一つ、残っていました。



皮(たぶん豚の皮)に、釘のようなもので穴をあけ、 切り絵のようなものを作っている人がいました。

皮の切り絵のようなものを作る人 皮の切り絵のようなもの 修復されていない古いゾウ

修復されていない昔のままのゾウ。



幸福の神様

チェディの周りに涅槃仏もいて、その右にはこんな仏像も。 ガイドさんは幸福の神様ですよ、と言っていました。



カーオ・ソーイ

それから土産物屋を何軒か回りました(というか回らされたというか ^^;)。 ガイドさんも何となく、土産物屋の説明しているより お寺の説明をしている方が生き生きしているのですけど。

セラドン焼の工場で、丁寧に手で絵付けをしている器があったので買いました。 セラドン焼はあちこちで見かけるのですが、こんな風に絵付けをしていたのは そこの工場だけだったような。

カーオ・ソーイ ヴィアン・チェンマイ

チェンマイ・プラザ・ホテル近くのカオサンというタイ料理店で昼食。 2種類の麺にカレー味のスープをかけて食べる、カーオ・ソーイも出ました。 揉み手が上手な感じの日本人のおじさんが経営者らしい。

ヴィアン・チェンマイという、 チェンマイ在住日本人向けの情報新聞のようなものをくれました。 「仕入れ代行します」「レストラン売ります」「象学校の生徒募集中」など、 なかなか面白い現地情報でした。 1ヶ月12000バーツでナイトバザール近くNHKつきのホテルの 広告などもある。なるほど…。

店のおじさんは、特に昔バックパッカーだったとかではないらしいようでした。 カオサンという店の名前からしてそれっぽいのかと思ったと聞くと、 カオサンというのはもともと米屋の意味で、バンコクのカオサン通りは 昔は米屋街だったとか。 今は米屋はなく、通りの名前だけカオサンなのだそうです。 ここの店の名前がカオサンなのは、日本人にも覚えやすい名前ですしね… と話していました。

チェンマイ空港

イスラム教徒のための礼拝室

チェンマイ空港へは早めに着きました。 下痢につきトイレを探してうろうろしていると、 イスラム教徒のための礼拝室というのが。 95%が仏教徒といわれるタイですが、丁寧ですね。 (日本にもあるのかな。私が知らないだけカモ…)



公衆電話と奮闘

テレフォンカード(ToT Card)表

次の日のアユタヤの日本語定期観光バスコースに参加したかったので、 バンコクのツアー会社に電話をしようと思う。 市内電話なら、1バーツコインで3分話せて、掛け方は日本と殆ど同じ。 しかし、チェンマイの空港からバンコクにかけると、 とても硬貨では足りそうにない。 という訳で、まずテレフォンカードを探します。



他の公衆電話たち
銀色の公衆電話はコイン専用。 緑色のは、立野が買ったカードと違うテレカ用らしい。

空港のインフォメーションで尋ねると、 international な telephone card はそっちの post office にある、 domestic な奴ならあっちの外へ出たところの mini mart へ行けと。 Mini Mart (要するにコンビニでした)でテレフォンカードと言うと、 写真のようなICテレフォンカード(100B分)を売ってくれる。

空港に並んでいた公衆電話には、黄色の国際電話、 銀色のコイン電話、緑色のカード電話、橙色のカード電話があり、 立野が買ったテレフォンカードは ToT Card という奴で、 橙色の電話機で使うものらしい。



ToT Card の公衆電話

そこで橙色の電話機に向うのですが、 表示がタイ語なのでさっぱりわからない。 鏑木というかなんというか、「読めねえよ」。

5分ほど奮闘してもわからないので、ついに適当にボタンを押しまくる。 そうしたら、旗に「L」の字を書いたようなボタンで 表示が英語になることに気づく。よしよし、結果オーライ(笑)。

どうやら、カードの表裏を逆に挿入していたみたいでした。 立野は動物の絵が書いてある面を上にして入れていたのですが、 ICチップの見える面を上にするべきだったのです。了解。



ToT Card(裏)
こちらの面を上にして入れるべし。

無事、翌日の予約が出来ました。 電話でやたら待たされて100Bのカードを殆ど使ってしまったけれど、 電話機に勝利して満足(^^;)。



バンコクで送迎車がトラブル

無事にバンコクの空港へ。旅行会社の送迎で、ホテルへ。 途中、市内レストランにてタイスキの夕食の予定。

バンコク市内まで順調に来たのですが、交差点を曲がったあたりで 立野たちが乗っているワゴンの窓を警官がたたく。 後ろの乗用車とかすったらしい。

地球の歩き方によると、タイの警官は給料は安いが偉いらしい。 妙に逆らったりしない方がよいとのこと。 運転手のにーちゃんも「ほんのちょびっとなのに」という感じで くやしそうだけどおとなしくしている。 相手のおばちゃんがホンダの新車っぽいのも不幸だったのカモ。

後で聞いたのですが、タイでは事故の場合、 保険会社の人が来るまでその場にいなければならない。 夕方の渋滞時間なので、いつになるかわからない感じ。

結局、ワゴンと運転手さんを置いて、 ガイドさんとタクシーで先にレストランまで行くことに。 運転手のにーちゃんが「I'm sorry」と頭を下げるので、 思わず「マイペンライ」。

大丈夫だったかな…。

ホテルのインターネット端末

ホテルは、最初に1泊したのと同じクラシック・プレイス・ホテル。 この晩からここに6泊します。何か、前より部屋は悪いけど (^^;)。

インターネット・アクセス・カード

ロビーにパソコンがあって、インターネットに繋げるらしいので見に行く。 30分100バーツ、 フロントでインターネット・カードを買えとあるので購入。 カードに書いてあるユーザ名とパスワードでログオン。 Windows 2000 で、かなり制限されたユーザになる感じ。

IEでブラウズすると、もちろん日本語もOK。 Hotmail もちゃんと使えました。 右下の[EN]のところを右クリックして Japanese IME 2000 を選択すれば、 日本語入力もOK。無事チャットが出来ました (^^)。



立野もへろへろだけど、相方は更にへろへろ。 明日のアユタヤは大丈夫かしら…(つづく)


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(C) Mai Tateno 立野 昧