[タイの国旗]

ワールドトレードセンター、エラワン祠、バイヨークスカイ展望台


立野日記スペシャル・2002年タイ旅行
立野 昧

2002年6月30日(日)朝、成田へ。前日の夜、 立野が飲み会ですっかり酔っ払って遅かったので相方の機嫌が悪い(;_;)。 ご、ごめんです。

タイ国際航空

日曜日のせいか、成田の出国手続きが混んでいる。 ワールドカップで外国人が多いのも影響しているカモ。 出国審査を通過したら、いきなり韓国の入管がある。をを。 ワールドカップで日韓を往来する方たちへの配慮かな。 ちょっとびっくり。

タイ国際航空で、もちろん席はエコノミー。 映画は音声が英語・タイ語で、日本語字幕。 位置が悪くて日本語字幕が良く見えない。 でも、機内はいい雰囲気でした。

予定より遅れることなく、すんなりとドン・ムアン空港に着。 現地の気温は36度。しかも湿度は日本以上。蒸し暑い…。

ワールド・トレード・センター

ワールド・トレード・センター前

バンコク市内のクラシック・プレイス・ホテル (Classic Place Hotel)へ。 順調に来たので夕方5時過ぎくらいに着きました。 日本大使館の近くというと聴こえはいいけど、繁華街から少々外れて、 BTS(バンコク市内を走る高架鉄道)の駅も1キロちょっとある。 あまりいい立地条件とは言えない。

天気もいいし夕飯を食べにどこかに出ようと思うが、 着いたばっかりでよく解らず、ホテルのロビーにカウンタを 出しているタクシーでワールド・トレード・センターまで行く。 200バーツ。1バーツ3円なので600円程度だが、 これがかなりのボッタクリであることは後に良く解る(苦笑)。 ホテルのタクシーサービスを使ったのは結局これっきりでした。



タイ文字数字の時計

余談ですが、例えば「キャット(猫)」と言うとき、日本英語では 最後の「ト」を o の母音が聞こえるくらい強く発音する傾向にありますよね。 「ふれあいタイ語教室」で教わったのですが、 タイ語では末尾の子音を発音しない(口は動かすが音は出さない感じ) 傾向にあるため、タイ人の英語は、日本とは逆に末尾の子音すら発音しない 傾向にあるのだそうです。このため、タイ人の World Trade Center は 「ワーットレーセンター」のようになるそうです。うーむ。

そんなこんなでまだ明るいうちにワールド・トレード・センターへ。 日曜日ということもあるのか、人がたくさんで非常に活気がありました. うろうろしつつ6階のフードセンターへ。



フード・センター

ワールド・トレード・センター6階のフードセンター

フードセンターは、ビルの中の屋台街という感じ?  道端の本物の屋台は胃腸の弱い人には怖い感じもありますが、 フードセンターならちょっと安心。 クーポンを買って、好きな食べ物のカウンタに行って、 指差して頼む。クーポンは余ったら、その日のうちに 払い戻し出来ます。

相方と合わせて100バーツ、クーポンに替える。 立野はチキン入りラーメン、相方はパッタイ(焼きそば系)を頼む。 いずれも35バーツ。商品を受け取って場所を探すが、 あまり席が空いていない。 みんな食べ終わっても座ってねばっている感じ。 何故だろう…の答えは、席に着いてみてわかりました。 店内のテレビでワールドカップ決勝戦が今まさに始まろうと していたんですね。

日本との時差は2時間、試合開始はタイでは夕方6時。 余っていた30バーツ分のクーポンは、 15バーツのコーラ2つにしてちょうど消費。 コーラを飲みつつ、試合開始からしばらく、 フード・センターの中でワールドカップを見ていました。

その後も、あちこちの街頭テレビでワールドカップ中継を見ながらうろう ろする。



エラワン祠

エラワン祠

まだ明るいうちに近くのエラワン祠に行ってみました。 エラワンそごうの角です。

祠は、仏教が伝来する以前からのタイの人が信じていた ピーと呼ばれる精霊のようなものを祭ったものらしい。 タイではいたるところでみかけます。 特にエラワン祠は大きく、ここに願い事をしたり 願い事がうまくいって御礼をしたりする人たちがたくさん集まります。

地元の人たちが感謝の踊りを踊ったりするため、ガイドブックには、 無料でタイの古典舞踏が見られるとか、見ている外国人から 見物料をせしめようとする悪い人がいるとか書かれていましたが (^^;)、 殆どが地元のタイの人たちで、純粋にお参りに来ている人たちばかりでした。 奥では、伝統的衣装に身を包んだ女性たちが踊っていました。



センセープ運河、プラトゥナーム市場

センセープ運河のボート乗り場

ナライパン(半官半民の民芸品土産系デパート)を少々見て、 バイヨークスカイの展望台を目指し北に向かう。 歩道橋の辺りで夕暮れの街が大歓声に包まれる。 ブラジルがゴールを決めたらしい。しばらく街頭テレビに立ち止まる。

道端の屋台が途切れた辺りにセンセープ運河があり、橋を渡る。 運河ボートは渋滞知らずで便利だそうだが、素人には乗りづらいらしい。 写真の小さなボートは、定期運河ボートではなく、 交渉制のボートタクシーのようでした。

橋を越え、高速道路の下の大通りを渡るとプラトゥナーム市場。 服飾品中心の市場だそうですが、日曜の夜ゆえ、 ナイトバザールみたいな屋台に露店。 途中、セブンイレブンで休憩。セブンイレブンはいたるところにあります。

暗くなり、へばってきた頃にようやく バイヨークスカイホテルに到着。 たいした距離ではないのですが、日が暮れても暑くて体力を消耗します。 初日で勢いがあったので歩いてしまいましたが、 あんまり歩くのはお勧めしないかなぁ。



バイヨークスカイホテルの展望台

展望台のチケット

バイヨークスカイホテルには、77階に展望室が、 84階にオープンエア(!)の回転展望台があるとのこと。 ひときわ高いその建物は、バンコク一円が見渡せるとのこと。 1階で展望台に登りたいと言うと、(確か)18階のロビーで チケットを買ってくれと言われる。まずは最初のエレベータで18階へ。

ロビーで、チケットを買う。 ちなみに展望台という英語がよくわからんかったので (^^;)、 「We want to go to 84th floor...」という感じで尋ねました。 すると、クーポンはあるか? ここのホテルに泊まっているか?  など尋ねられたのでいずれもノー。 たぶん、宿泊者には割引があるのでしょうね。 ちなみにロビーフロアには「赤門」という日本食レストランがありました。

別のエレベータに乗り、77階の展望室へ。 予想以上に美しい夜景にびっくり。 これが100万バーツの夜景なのね…。 チケットは一人120バーツ(約360円)でしたが。



バイヨークスカイ展望台からの夜景

エレベータを乗り換え、84階の回転展望台へ。 外へ出ると、確かに回転している。 夜になっても相変わらず暑いけれど、84階の風は少し心地よいし、 ガラス越しでない夜景が気持ちいい。

78階のビュッフェランチで食事して、 メータータクシーに乗ってホテルに帰りました。 50バーツくらいだったかな。

それにしても、一日目から遊びすぎ(笑)。(つづく)




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(C) Mai Tateno 立野 昧