2004年6月20日(日)、ケルン市内を現地の知人とうろうろしました。 日曜日ということで、ショップ系はお休みが殆どだったです。 何でも、ドイツには閉店法というのがあって、 百貨店は日曜日に営業してはいけないらしい。をを。
今日は9時半に知人と待ち合わせて市内をうろうろする予定だったのですが、 朝早く目覚めてしまい、6時過ぎに散歩に出ました。寒い。 気温は15度くらいだったかも。 コートを着ている人もいました。
大聖堂を正面からぐるりと回って、ローマ・ゲルマン博物館側へ。 綺麗なところですが、ジプシーが野宿してたりしました。 ラベンダーの花壇のある階段を下りて、ライン川沿いへ。
KD(ケルン−デュッセルドルフ汽船)の船着場がありました。
フランクフルトからICEで来た時に渡ってきた橋ですね。 歩道もあり歩けるのですが、なんでも以前、 日本の役人がその橋の上でジプシーの子供達に囲まれて パスポートを取られたこともあったとか (^^;)。
橋は意図的に大聖堂にまっすぐに突っ込むようにかけられているのだとか。 なんでも、教会の権威に皇帝が喧嘩を売っていたということらしい。 確かに線路は、橋を渡りきってから大きく右に曲がって駅に入ります。 うーん。
朝食はノルトゼーのサンドイッチを買いました。 魚系ファーストフードのチェーンで、ケルン中央駅構内にもあったので。 小さいエビがたくさん入ったサンドイッチが1.95ユーロ。 おいしかったです。
ノルトゼーには何度かお世話になるかな〜と思ったのですが、 結局利用したのはここだけでした。
知人と待ち合わせて、再びお出かけ。 行こうと思っていたコースを散歩されてしまった…と。 ごめんです。でもまたうろうろするのです。
ライン川沿いには、古本屋さんの露店が沢山でていました。 日曜日ということもあるのでしょうか。フリーマーケットのような感じ?
旧市庁舎の方へ行ってみたり、美術館のショップへ入ってみたり。 大聖堂へ入ったら、日曜日ということもちょうどミサをやっていました。 大聖堂の塔へ登るには509段の階段、109メートルの高さ。 軟弱なので断念 (^^;)。
ショップがたくさん閉まっている(^^;)繁華街を抜けて、 知人の職場のほうへ歩いていきました。そこの近くのレストランで お昼にしようということで。
すし屋がありました。にぎりが1.1ユーロ(約150円くらい)から。 Yokohama's Sunriseというセットは16ユーロ。 内容はえび1、まぐろ2、サーモン3、たこ1、いくら1、ほたて1、 巻物2、のように読める。安いかどうかは、味次第かな? 食べてはみませんでしたが…。
ポムというフライドポテトを売るお店があちこちにあります。 ドイツの料理は全般にそうですが、 日本人はとても一人では食べきれないくらいの量があるそうです。 ちなみに後に知人に尋ねたところ、 「『ポム』のつづりはPommesなのですが(フランス語です)、 現地の人は『ポンメース』と呼びます。 フランス語をドイツ語風に発音している感じ。」とのことでした。
知人の職場近くのレストランで昼食。 この季節にしか食べられないという、 シュパーゲル(白アスパラガス)の季節がかろうじて間に合っていたので、 一皿はシュパーゲルとターキー(Puten)。 3人で一人一品頼もうとすると、「量を見てから頼んだの方が…」 と忠告されるも、結局、えびのグリル、ソーセージも頼んでしまう。 皿は大きいし、ソーセージは超ロングでたっぷりフライドポテトがついてきて、 まんぷく。(→ 相方の日記に料理の写真あり)
飲み物はやはりケルシュ。 ミュンヘン系と違い、ケルンのビールは小さめの細長いグラスで飲みます。 グラスには0.2lのメモリが。 写真左は大聖堂のショップで知人が買ったグラス。 大聖堂のシルエットをデザインにしていて、いい感じ。 自分も買っておけばよかったかなぁ。
ビールのメーカーにもいろいろあって、コースターも色々あるのだそうで す。コースターは時に伝票も兼ねていて、おかわりをするたびに ふちに「正」の時を書いていく。小さいグラスで何度も飲むので、 マークがコースターを一周してしまった人もいるらしい。 立野はそんなに飲みませんでしたが…。
ランチ後、チョコレート博物館に向かいます。 トラム(市電)に1駅だけ乗車。知人が定期を持っているので、 一緒に乗ると無料らしい。をを。
途中、トイレに行きたくなって、バーガーキングでトイレを借りる。 こういう時は便利ですね。 トイレの入り口にお兄さんがいて、出てくるときに50セントを渡しました。 まだ硬貨に慣れていません。レストランで入っておけって(^^;)。
クリントンが来たときに食事したというレストランとか、 乗り捨て可能な契約自転車などを見つつ、再びライン川沿いへ。
チョコレート博物館は、ライン川の上に張り出した、 島の上にあるような建物で、 新しくてきれいでした。日曜日ということもあり、 近郊から家族連れで遊びに来ているような人たちがたくさんいて、 とても流行っていました。
チョコレートの歴史や、製造機の実演や、試食や…。 色々あって面白いです。写真はトリュフにホワイトをかけている機械。
カカオ豆があって、食べて元気になりました。
昆布茶が流行っているのだそうです。なぞ。 トライしてみれば良かったかな。
あと、ドイツにはカレーブルストというのがあります。 カレー味のソースがついたジャーマンドック…とでもいうのかな (あ、ブルストとはソーセージのこと)。
知人いわく、ドイツ人は昼食は歩きながら食べる、そうです。 確かに、歩きながら食べている人をたくさん見かけます。 また、気温が30度にもなると死ぬほど暑いらしく、 みな手に手にアイスクリームを持って歩いているとか。
チョコレート博物館から知人宅まで、30分くらい歩きました。 ライン川沿いの道を南下して、トラムが見えてきた辺りで内陸にまがります。 トラムは、ボンの方まで繋がっているらしい。
知人宅にてまったりする。 日本語ノートパソコンがあり、ADSLで常時接続。 ネットでねっとり。
相方はモブログを更新している。 ドイツの部屋でごろごろしながら携帯メールするだけで、 日本のサイトが更新できるというのは、やっぱり便利ですね。
豚さんもお部屋についていたそうです |
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ワンルームですが、きれいで日当たりもよく、居心地のいいお部屋でした。 家具や食器もついているので、 購入したりしなくていいのも助かるようです。
ひとしきりまったりしてから、知人宅の近所のスペイン料理屋へ。 スペイン料理は(ドイツ料理と違って^^;) 1つ1つの皿のサイズが小さくてよいようです。
店の入り口に、スペイン戦の中継をやるようなことが書いてある。 どうやら、サッカーのユーロ杯でスペイン戦のある日だったらしい。 立野たちは店の奥で静かに(?)食べていましたが、 入り口のほうでは中継をみながら静かに盛り上がっていたようです。
スペイン料理を堪能し、友人に見送られてトラムに乗車。 電車がすぐに来たので、「中で切符を買ってください〜」で、お別れ。 お元気でです〜。
言われるままに切符を買ってパンチ。検札はまず滅多に来ないけれど、 みんなちゃんと買うのだそうです。
どこが中央駅なのだろう…と外を見ながらトラムでごとごと。 線路が地下に入って、ああこの辺かな…ときょろきょろしつつ降りる。 ここからは頼る人もない二人旅なのです。大丈夫かしら〜。(つづく)