昨年は仕事が忙しく、ずっと土日もないような状態で、 旅行なども行けなかったのですが。今年は無理やりに(?) 去年の分も休むつもりで、長めの休暇を取って遊んできました。
三原系の友人が現在、ドイツのケルンとイタリアのローマに 住んでいることなどもあり、その両方を訪れて、 ヨーロッパ列車の旅をしてみようというのが今回の旅のテーマです。 途中、スイスは3年前に訪れているので、今回はオーストリアを 経由することにしました。
忙しくしているうちに、出発予定日が近づいていて、 JALの正規割引切符を35日前ギリギリで購入。 フランクフルトIN、ローマOUTです。
飛行機を押さえてから、いろいろと調査。 今回は3ヶ国、期間も長く、ほぼ自由旅行で行くので、 調べることが沢山ありすぎまして…。 結局、あまりちゃんと準備できなかったのですが。 まずは、大まかに経路を決めました。
(フランクフルト空港→)ケルン→ハイデルベルグ→ミュンヘン →インスブルック→ローマ
最初はヴェネツィアも訪れようとか言っていたのですが、 オーストリア・アルプスでゆっくりしたいということになり、 オーストリアはインスブルック、 イタリアはローマのみ(^^;)。
新宿の 「地球の歩き方旅プラザ」 にて、ユーレイルパス(ユーレイルセレクトパスセーバー3カ国)を購入。 一緒に、インスブルック→ローマのEuroNight(夜行列車)を 手配して貰おうと思ったのですが、日本では予約できない列車だったようで。 結局、ドイツ在住の知人にお願いして、ドイツで買っておいて戴きました。 これに限らず、現地の友人には、現地でお世話になったのはもちろん、 準備に際しても色々相談にのっていただき、 大変お世話になりました〜。
ホテルについては、ネットの予約サイトで取りました。 バウチャをプリントアウトして旅行に持っていきます。 「地球の歩き方旅プラザ」でホテルも取ってもらおうとしたら、 うちを通すと手数料を取るので、ネット使えるのなら 自分でネット予約した方が安いですよ…と(^^;)。 正直なおねえさんでした。
今回、夏のハイキングシーズンには若干早い時期に旅行するので、 まだロープウェイが動いていないなどあり、 そのあたり事前に調べるのに苦労しました。 まあ、細かい情報へのリンクは、その都度本文中で残すことにして、 ここでは全般的な情報リンクのみメモしておきます。
ホテルの予約サイト。活用しました。
こちらもホテルの予約サイトです。ミュンヘンのホテルはここで予約しました。
現地の観光バス ビスターナ・ヨーロッパ号 のドイツ号1、2を利用しました。
ケルンとハイデルベルグで利用したIbisホテルのサイト。 現地で気づいたのですが、日本の自由旅行系の若者が 結構利用しているようでした。安くて駅近が多いからでしょうか。
ドイツに限らず、ヨーロッパ全体の鉄道時刻表が検索できる (ドイツ語だとよくわからないので、Englishを選択してました)。 トーマスクック時刻表も使いますが、検索できるのも便利でした。 インスブルック→ローマの夜行列車の存在なども、ここで知りました。 ここで検索したプリントアウトを旅行に持っていきました。
ドイツの各都市の情報など。
日本語での情報が充実しています。ここの「自然・文化体験プログラム」という のに興味があって問い合わせメールしてみたのですが、 2人では参加しにくいようで…。でも、色々参考になったサイトでした。
こちらも日本語で情報がかなり載っています。 オーストリア・アルプスのハイキング・ガイドは、 日本語パンフレットのPDFがダウンロードできて便利です。
なお、『地球の歩き方 ヨーロッパ鉄道の旅』(ダイヤモンド社、 2003.7.4)によりますと、イタリア・スペインなどでは 駅での写真撮影は禁止とのこと。そんな訳で、イタリアの駅の写真は 出てきません〜。
今回の旅では、海外で日本語で携帯メールが送れる携帯電話をレンタルして、 相方が海外からの写真つきモブログに挑戦。 ちゃんとメールが出せるのかなとか、心配していたのですが、 結果的に大成功、一部で好評でした。
また、相方も帰国後にココログで旅行記を書いているので、 本文中、で適宜リンクするようにしました。合わせてお楽しみください〜。
2004年6月19日朝、成田空港第2ターミナルへ。 13:00成田発 なので、ゆっくりめ。 これくらいの時間だと、成田空港がまあまあ空いているものだなぁと思う。
フランクフルト空港へは、ほぼ予定通り18時過ぎに到着。 今回はロスト・バゲッジもなく(直行便ですし…(注)以前 スイスに行った時はパリでのトランジットの際にロストしたのです ^^;)、 入国審査も厳しくなく、順調に入国。 一番並ばされてしまったのは、フランクフルト空港駅のDB(ドイツ鉄道)の窓口。 ユーレイルパスのヴァリデーション(使用開始手続き)が必要だったのですね。 30分くらい並んだかも。フレキシータイプなので、ヴァリデーション後に 今日の日付を自分で記入します。
フランクフルト空港からフランクフルト市内に向う電車の駅は ターミナルの地下にあるのですが、ICEの駅は 高速道路の反対側にあるらしく、行き方がわからず少々とまどう。 表に出て見上げると、高速道路の上に連絡通路があるのが見えました。 なるほど。
空港駅から20:09発のICE(Inter City Express)に乗りました。 ドイツの新幹線ですね。かっこいいです。 フランクフルト〜ケルン間は、内陸を通る高速線が2002年に出来て、 1時間足らずで着きます。もともとの路線の方がライン川沿いを走るので 景色は良いのですが、そちらの方は後で乗るのです。 ユーレイルパスは1等車に乗れるのでよいですね。
ケルン中央駅Ibisホテルの部屋の窓から左のほうを覗くと 大聖堂が見えました。 |
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21時過ぎ、ケルン中央駅着。外は少し暗くなってきたくらい。 向こうの駅は基本的に改札口がないので、ホームから下に降りると いきなりパン屋さんやファーストフードなどが沢山並んでいて賑やか。 しかもこの日はポルトガルで開催中のサッカーのユーロ杯でドイツ戦のある日。 スクリーンで中継をやっていて、大変盛り上がっていました。
宿泊予定のIbisホテルは中央駅構内にあり、無事チェックイン。 ケルンの知人に教わったのですが、便利です。 その知人はこの日、中央駅近くのコンサートに行っていて、 22時ごろにホテルのカフェで待ち合わせ、 再会を祝いました。ケルシュ(ケルンの地ビール)はおいしかったです。
旅の始まりです。(つづく)