2002年7月8日(月)、快晴・夕立。 午前中はローカル電車に乗ってバンコク郊外のマハチャイ市場へ行くツアー。 午後は、最後のおみやげもの巡り。
タイで最後の観光は、バンコク郊外にある、 地元の人たちが買出しに行くようなマーケットへのツアー。 釧路から来ているという若いカップルと4人。
チャオプラヤ川を渡ってウォンウィアン・ヤイ駅のある トンブリー地区に入ると、高層ビルは見当たらない。 駅に電車が停まっていて、発車待ち。 周りに屋台がたくさんでているのでまわってみる。
ガイドさんにタイは初めてですかと聞かれて、 4人ともそうだと答えると、ウケている。 マニアックなツアーなので初めてタイに来たような人が参加するのは珍しいらしい。 それどころか、釧路から来たカップルは昨晩バンコクに着いたばかりだという。 しかし、いきなりディープなツアーにも全然動じない、いい感じのカップルでした。
朝寝ていてご飯を食べずに来たというカップルは、 揚げパンなどにトライしていました。 明日からプーケットのビーチリゾートだそうですが、大丈夫かしら…。 一度お腹を壊している我々はすっかり臆病になっています (^^;)。
電車でマハチャイ駅に向います。 電車は空いていて、席もまあまあ綺麗で、 車窓を眺めながらのんびり乗っていました。
3等車のみでエアコンはありません。上で小さな扇風機が回っています。 ドアは開いたまま走っています(笑)。
車で走っているときは全くわからなかったのですが、 電車で外を眺めていて、ずっと凄く低湿地帯なのだということを実感。 いたるところに池、沼、川、ずっとそんな感じ。 車のツアーではあまり見えなかったものが見られて楽しかったです。
1時間ほどでマハチャイ駅に到着。 駅舎全体が市場になっているようで、 市場の建物の中に突っ込んでいく感じです。 若いいたいけさんのガイドさん、 タイで最近流行のファッション衣料店にまず連れて行ってくれる。 キャミソールを売っていました。をを。
バナナの花を売っていました。 ガイドさんに尋ねると、「食べる人もいる。あんまり美味しくない」 とのことでした。
市場では肉も売っています。豚さんがさばかれていました。うう。 豚足とかもありました。ガイドさん曰く、中華系の食材で、 タイ人はあまり食べないとのことでした。
果物いろいろ。ドラゴンフルーツなんかもありますね。
勧められて試した奴は、立野には酸っぱくてだめでした。 (名前は忘れてしまった…)
ここの市場が一番混むのは午前4時ごろなんだそうです。 地元のレストランなどが仕入れに来ている訳ですね。 それでも充分、人がたくさんいて賑わっていました。
インスタントコーヒーとか缶詰とかを黄色いバケツに詰めて売っている ものがありました。以前、スーパーでも似たようなものを見かけていて、 なんだろうと思っていたのでガイドさんに聞いてみたら、 お坊さんへの差し入れ用なんだそうです。
お坊さんの生活はそうやって支えられているとのこと。 なるほど。
果物を乾かしてドライフルーツにしているそうです。 ちなみに、土産に買ったドライフルーツは、 げろまずにつき激不評でした(詳細は後日談にて ^^;)。
竜眼(ライチ)を売っていたので、買ってみました。 これなら立野でも美味しく食べられるし。 80粒ほどついた房が、30バーツ。や、安いけど、多いわ。
後に日本に帰ってきてから、ワールドニュースの類で見たのですが、 今年はタイの竜眼は大豊作だったのだそうです。 タイからバングラディッシュに何トンか竜眼を送ったというニュースを 日本で見ました。
魚を串刺しにして焼いて売っていました。 これなら、日本人の目から見ても美味しそうですね。 試しませんでしたが (^^;)。
水上市場など、他でもあちこちでみかけましたが、 たこ焼きのような形状のお菓子の屋台です。
試してみませんでしたが、基本はココナッツのようなので おそらく甘いのだと思います。
我々が試してみたのはこちら。 ココナッツのクレープみたいな感じのお菓子。 程よく甘くて結構美味しかったです。
ガイドさん曰く、昔のお菓子で、 バンコクではもうあまり見かけないとのこと。
タイの屋台では色々なものをビニール袋に入れて売っています。 肉でも、カレーでも、ジュースでも。 ガイドさんがビニール袋入りのジュースを飲んでいたら、 釧路のカップルも挑戦していました。 ビニール袋に、氷とジュースが入ってストローがささっているものです。 タイでは氷が危ない(当たりやすい)と言われているので、心配。 げろまずだったらしく、途中で捨てていましたが (^^;)、 あの後、大丈夫だったかしら…。
我々は、ビン入りのスプライトを飲んでいました。
その後、サムロー(人力自転車)に乗って市場周辺を一回り。 観光客値段で乗っていたので、サムローのおじさんは、 今日はいい客が着たなぁという感じで上機嫌でした(苦笑)。
川沿い(ガイドさんはメコン川だと言っていた)の駐車場で ワゴン車が待っていて、帰りは車でバンコクへ。 行きに電車から見ていた風景とは随分違った感じで、 湿地帯なのをあまり感じません。なるほど…。
昼過ぎにそごうのところで解散。 それからセントラル・チットロムへ行ってみたり、 再びナライパンに行ってみたり、 この日の午後は帰国に向けて最後の土産物ショッピングでした。
そして何故か夕食は伊勢丹のスーパーで買ったトンカツでした (^^;)。
(次の日は帰るだけだけど、一応つづく)