久しぶりに三原順メモノートを書きました。 「マックスを捨てたグレアム」 という項目です。また、 「三原順投稿歴」 という資料も書きました。
さて、日記も久しぶりなのに、変な話を書いてしまいます。
たとえば、誰かに馬鹿と言われたので怒ったら、相手がこう言ったとします。
「あなたは実際馬鹿であり、だから私は間違ったことは言っていないし、 今でもあなたを馬鹿だと思っているが、あなたが馬鹿だと言われたことによって 不快な思いをしているのでしたらそのことについては謝罪します」
立野の感覚では、これは謝罪ではなく輪をかけて馬鹿にしているだけに聞こえます。 ひとこと「ごめん、言い過ぎたよ」などと言う方が余程謝罪になると思いませんか? 上記のセリフは、回りくどく言うことによって 「これは形だけの謝罪である」という言外のニュアンスを わざと出しているんですよね。
あ、別に最近直接的にそういう経験をした訳ではナイです。 ただ、ずっとこの話を書きたかったのは、 森首相の神の国発言についての釈明が、これに近く聞こえたからです。 発言そのものも、釈明会見の内容も、ちゃんと通して聞いていないので 一応その辺り把握してから書こうと思っていましたが、 あまりにも時流に遅れてしまうので書いてしまいます。
森首相の釈明会見の内容の本質は次のようになります。
「私は間違ったことは何一つ言っていません。 ですから発言を撤回する必要はありませんし、 本来謝罪する必要性すらないことでしょう。 しかし、日本語のわからない馬鹿な国民にもわかるような喋り方を しなかったのは私の落ち度でもあるので、その点については謝罪致します」
立野の感覚では、これは謝罪ではなく馬鹿にしているだけに聞こえます。 これを「謝罪はしたが撤回せず」と報じていたマスコミがありましたが、 立野なら「形だけ謝罪、撤回もせず」と書いたでしょうね…。
ここまであからさまに国民を愚弄した首相って、初めてですよね。