プロフィール

ムーンライティングは、三原順メモリアルホームページの立野昧と、三原順データベースの合田雅代が、1995年に亡くなられたマンガ家の三原順先生に関連する活動をする際の名称です。

ムーンライティングは立野の個人事業屋号です。三原順さんの作品「ムーン・ライティング」から、名前をいただきました。英語でmoonlightingには副業・裏稼業のような意味もあるそうで、2000年に知らずに届け出ましたが、本業が別にある立野にとっては、ある意味ぴったりでした。NPO法人等にしてはというご意見もいただいていますが、現時点では目の前のことで精一杯のため、保留にしています。ムーンライティングとしては三原順さんに関係しない仕事をすることもありますが、ここでは三原順さんに関する活動を主に紹介します。

合田雅代とは、三原ファン活動を通じ知り合いました。2000年に入籍し、札幌での結婚式の日、数奇なめぐりあわせにより、三原順さんのご遺品の一部を、ご遺族から譲り受けました。レコード約260枚、カセットテープ約180点、書籍約140冊、ノート・筆・その他愛用品などです。このことは、長年しゃべれずにいたのですが、2015年、明治大学 米沢嘉博記念図書館企画展「~没後20年展~ 三原順 復活祭」をきっかけに刊行した同人本『charlotte sometimes vol.1』の中に、「立野家に遺品が残されている経緯」という小文を書き、初めて公にしました。2019年に神保町ブックカフェ二十世紀にて「三原順の音楽&グッズ展」を開催し、レコードやカセットテープの多くを展示させていただき、パンフレットに「立野家に遺品が残されている経緯」を再掲しました。(2021年2月現在、どちらも完売)

2018年、関西初となる三原順原画展「三原順の四季」を大阪で開催した際、オリジナルの三原順グッズを製作・販売し、原画展の資金としました。三原順さんの著作権を承継されているご遺族の方とは、良好な関係にあり、原画展開催・グッズ製作についてもご快諾いただいております。白泉社とは、2011年に『夢の中 悪夢の中』が白泉社文庫となった際に巻末の作品リストの作成に協力した頃から徐々に信頼関係を築いてきました。没後25年にあたる2020年は、白泉社から豪華画集『三原順 All Color Works』出版、ムーンライティングは札幌「三原順の世界展」主催と、チーム三原として相互に協力しながら動きました。「三原順の世界展」は2021年に延期されましたが、三原順さんの故郷・札幌での開催は悲願であり、開催に向けて改めて動いています。

立野昧プロフィール

神奈川県生まれ。東京在住。立野昧は、1986年頃から創作や評論などで使用しているペンネーム。剣の舞にあらず、たてのまい。1995年、大学の研究室で三原順氏の死を知り、飲み明かす。1996年、大学のサーバにウェブを導入し、個人エリアに「三原順メモリアルホームページ」を開設し、作品に関連する音楽の調査や、独自の論考を掲載。以後サイトを独立し、本業のかたわら、三原順氏に関する研究・ファン活動を続ける。毎年三原順氏の命日の季節に開設する仮想献花コーナー「三原順さんに花束を」には、今も多くのメッセージが寄せられる。

合田雅代プロフィール

大阪府生まれ。東京在住。ハンドル名はごだま。1995年、アパレルメーカーから独立し、大手アパレルメーカーのカタログ・DM・雑誌広告・百貨店店頭の季節ディスプレイを8年に渡り手がける。住宅建設会社発行の顧客向け季刊誌で「季節のインテリア」コーナーを4年間担当。以後もディスプレイの仕事を続けるかたわら、2014年、「三原順データベース」サイトを開設。2015年には「三原順復活祭」を応援するフェイスブック、ブログを立ち上げ、更新を続けている。

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