charlotte sometimes (Tateno's diary 2001.7)

過ぎ去った日々はすべて哀しい (Tateno's diary 2001.7)

10日間ほどスイスに行っていて、無事に帰宅しました。 考えてみると、純粋に観光で海外に行ったのは初めてでした。

行きも帰りもパリでのトランジットで LOST BAGGAGE するという トラブルもありましたが(苦笑)、好天に恵まれ、 凄く楽しい旅行になりました。

出来ればスイス旅行編の日記を書きたいなと思っています。

トップページの画像を更新しました。 マッターホルンですね。 そう、本当にいい天気だったんです。

大量の写真も出来てきたことだし、旅行記も書こうと思いつつ、眠いです。 三原ページの音楽情報に若干の更新をしましたが、 書きかけのメモノートはまだ…。 精進せねば。

メトロポリス

2001.7.18 (15:49)

日曜日に手塚治虫原作の劇場アニメ『メトロポリス』を 観てきました。あまり話題になっていないようだし ロードショーも19日で終わりそうだったし(苦笑)、 まあ、エールを送るような気分で。

原作の方は読んだことがないのですが、1949年の作品ということで、 かなり初期のもののようです。 ファシストの台頭する未来社会という設定が、 なんとなくオーウェルの『1984』を連想させます。 もともと古いサイレント映画に『メトロポリス』というのが あったということは初めて知りました。 なんでもC-3POの原型と言われる人造人間が出てくるのだとか (→ http://www.toho.co.jp/movie-press/metropolis/memo.html )。

人造人間が自らの存在理由を求める…今となっては特に珍しくもない モチーフですが、終戦後間もない日本でこのような漫画が 描かれていたというのは考えてみると凄いような。 人造人間の存在理由というテーマの作品が人を惹き付けるのは、 人間が自分自身の存在理由と重ね合わせながら観るからなんだろうかとか、 『メトロポリス』を観おわった後に考えていました。

ただ、全般的にエンターテインメントとしては今一つだったかも。 ケンイチ少年が主人公のジュブナイルに持っていくには 本多俊之の音楽が対象年齢を不明にしてしまった感じだし…。 手塚さんの作るアニメって、もっと娯楽性を 考えて作られていたような気がします。

いちばん手塚さんっぽいなぁと思ったのは、 クーデターのシーンが2・26事件っぽかったこと。 「話せばわかる」だし、雪降ってるし。 クーラー効き過ぎだし(←これは関係ないか)。

いや、館内すいているのにクーラー効き過ぎで寒かったんですよ(苦笑)。 「千と千尋の…」なんて観に行ったらゲロ混みだろうなぁ。

養老院サンダー♪

2001.7.23 (00:38)

むかし、横浜に住んでいた頃、 アリスが横浜スタジアムでライブをやっていたのを 遠くで聴いたことがありました。 アリスを生で聴いたことがあるのはそれだけだったのですが(笑)、 先日アリスの武道館ライブに行って来ました。

アリスというと、たてのよりちょっと年下になると チャンピオンしか知らなくて、もうちょっと下になると名前しかしらなくて、 更に下になると名前すら知らない人が殆どという感じ。 しかし、お客さんはぎっしり満員入っていました。 たてのより年上の方々が多かったようですが。

何故か一番感じたのは、彼らが説教くさくなかったこと。 とても自然に年をとっている感じがしました。 そんな風に感じてしまうのは、何かにつけ偉ぶった説教をする人たちを あまりにたくさん見てきてしまったからなのでしょうか。

そしてふと振り返ってみると、彼らの音楽に、 人間の弱さを責め立てるようなものはなかったような気がします。

彼らがちっとも説教くさくなかったことが、妙に嬉しかった。

失われる?年

2001.7.27 (21:29)

Dr.マシリトさんが首相になったのって、3月頃でしたっけ?

「構造改革」という漠然とした言葉以外に、 あの方が自身の主張として具体的に明言していたのは 「靖国神社公式参拝」「首相公選制」「郵政三事業民営化」でしたっけ。 実は立野は、それら全てに不賛成でしたので、総裁選の頃から Dr.マシリトさんは支持していませんでした。 その後の「特定財源見直し」については別に反対ではないのですが。

いろいろ思うことありながら、 立野も勉強不足でちゃんと書くことは出来ないです。 いかんです。 しかし、あの方も、 「(中国や韓国に)(靖国神社参拝が)なぜ批判されるのか、私は分からない」 だそうで( http://www.asahi.com/politics/update/0726/004.html )、本当にわからないのなら相当勉強不足なのかもですね。 参考までに→ http://cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/yogokaisetyu.html

公人として行くか私人として行くか知りませんが、 中国や韓国との貿易、事業などがますます重要になってくる将来を考えれば、 日本の損失は玉ぐし料3万円程度では済まないでしょう。

うーん。どうなることやら。


立野のトップページへ / 立野日記トップ / 当サイトをリンクしたい方へ
(C) Mai Tateno 立野 昧