少年漫画誌にはもう随分前からアンケート至上主義というのがあって、 読者アンケートで人気のない作品は本当に連載を切られる。 切られないまでも、路線の変更や話の展開が大きく影響を受けたりする。 「読者が読みたいものを載せる」ことにより、 部数が伸ばせるという訳だろう。 エンターテインメントの世界なら、まあしょうがない。
しかし、報道番組が「視聴者が見たいものを見せる」を基準にすると、 色々と困ったことも出てくる。プライバシー侵害報道はもちろん、 ヤラセ報道も。
「視聴者が見たがらないものは見せない」というのも 怖い。カンボジアでポルポト派に殺された言われた青年は、 実はアンタックのその後の調査で現地での雇用トラブルの怨恨 による犯行と発表されたが、日本のマスコミはそんなことは報道しない。 国民はそんなこと聞きたくないから?
報道価値という言葉が視聴率や部数という意味でしかなくなる一方、 見たいものを見せているようで実は意図的に一部を隠された報道に 満足させられている。うーん。
大学の近所に、「レストラン白馬」という看板のかかった、 あまり店をやっているように見えない家があった。 一応、ドアがあり、メニューらしきものも飾ってあるのだが、 ぼろぼろでホコリだらけで、しかも、友人の誰一人、そこに 客が出入りしたところを見たことがなかった。 後輩が、潜入して報告してくれたが、
「入ったら、親父がいかにも『客が来やがった』という顔をしたけど、 一応食べられた」
とのことでした。以上の話は前振りで、実は今回書こうと思ったのは、 おとぎばなしの王子様の話。もしかして、知っている人は知っている 清原なつのさんの漫画にあったネタなんですが…。
白雪姫って、毒リンゴにあたって寝てるんですよね。 そこにまあ、王子様が通りかかって、キスして目覚めさせるんですよね。 しかしよく考えてみると、この王子様って、 見ず知らずの可愛い女の子が正体不明に寝ているのをいいことに 唇を奪っちゃうんですよね? 寝ている女の子の唇を奪うなんて、ひどい男だと思いませんか? 普通なら変質者扱いですよね? 王子様だから何をしても許されるとでも思っているのでしょうか? 女の子がキスをされた時点で目を覚ましたからいいものの、 そこで目を覚ましていなかったら、 何をされていたかわかりません! …しかし、実は白雪姫も打算的な人間で、相手が王子様だったから 「いい男がひっかかった」とか言って喜んでいたかもしれない。 うーん、おとぎばなしも奥が深い…。
(何を書いているんだか…>じぶん ^^;)
Netlaputa も netlaputa.ne.jp に移行するとのことで、各ページに 書いた or.jp を ne.jp に直しました。移行期間が1年以上あるので 当分問題ありませんが、
立野の Web Site のURL: http://www.netlaputa.ne.jp/~tateno/
立野の E-mail address: tateno@netlaputa.ne.jpとなります。よろぴく。
1998年10月1日追記)pos.toネットに移転したので、 上記情報は古いです。現在は、
立野の Web Site のURL: http://tateno.pos.to/
立野の E-mail address: tateno@pos.to
に変わっています。よろぴく。各ページをちょこちょこ変えたら、最終更新日が新しくなってしまいましたが (SSIで自動的に最終更新日を出しているので)、コンテンツに大きな変化は ありません。まぎらわしくてごめんなさい。
さて、1986年12月8日(というより9日?)の、ビートたけしフライデー襲撃事件の話。 事件は簡単に書くと、ビートたけしと当時愛人関係の噂のあった女子大生に 写真週刊誌フライデーの記者が強引な取材をし、怒ったビートたけしが 軍団を引き連れてフライデー編集部に殴り込み、傷害の現行犯で逮捕されたもの。
当時ビートたけしは週刊ポストで「毒針巷談」という連載を持っていて、 立野も時々立ち読み(^^;)してました。 まあ、熱心ではないものの、ファンだったのですね。 オールナイトニッポンも聴いていたし。 まあ、事件はそれなりにショックで、だから事件直後の 週刊ポストも買ったのでしょう。 その時の「毒針巷談」のスクラップが自宅から発掘されました。
内容は実は大したものではなく、謹慎状態で執筆できないビートたけしに代わり、 編集者や関係者が事件前にビートたけしから聞いていた愚痴などを 繋げてまとめたもので、事件自体には実はあまり触れられていない (^^;。 一方の被害者である女子大生は、記者を振り切ろうとしたが腕を掴まれて 引っ張られ、(たけしのプロダクションの発表によると) その女性は全治2週間の怪我をしたとある。が、正確なところは その後の裁判等の記録を見た方がいいと思う。(実は良く知らない ^^;)。
ポストの記事と一緒に、1986.12.26の日付の入った朝日ジャーナルの たけし事件関連のスクラップも出て来た。筑紫哲也は冒頭コラムで、 事件がギャグ化してしまった責任の一端は、場違い・筋違いなところで 言論・出版・報道の自由を持ち出した出版社側にも責任があると指摘している。 私もそう思う。
別記事の人は指摘する。たけしに「よくやった」「あれしかなかった」 と同情する人達が、一方で写真週刊誌を「やっぱり見たいから買う」と言う 人達でもあるのだと。日本人は被害者の犯罪に寛容ではあるが、 被害者の救済や被害の防止には特に興味がないと。
ビートたけしが謹慎中、たけしのオールナイトニッポンはこの事件についての 討論会となった。立野も聞いていたと思う (ひょっとしたらテープが残っているかも)。
この事件が何を残したかはよくわからないけど、とにかくこの事件をきっかけに、 写真週刊誌を買わなくなった人(特にたけしファン)は意外に多いのではないか? 少なくとも、私と、私の友人の何人かはそうでした。
ダイアナ妃の死を聞いて、真っ先にフライデー事件を思い出したのも、 私だけではないと思う。
やっと内装工事が終わり、日曜日はまる一日部屋の片付け。 自分の部屋が移動する関係で、朝8時から夜12時過ぎまで、 2度の食事休憩を除いて働き詰め…。しかも、まだまだ整理が終わらない(笑)。 ま、とりあえず、工事が終わってよかった。
さて、自分の部屋から様々なものが発掘され、 しばらくはそれで日記ネタに出来るくらいですが(笑)、 今日は疲れたので、ちょっとだけ。
自分で持っていることを忘れていた「はみだしっ子絵はがき」を発見。 買ったことをすっぱり忘れていたので、自分は持っていないと思っていました (笑)。チェリッシュギャラリー三原順2「はみだしっ子 その後」も発見。 チェリッシュギャラリーは、1は持っていないけど、2だけ買っていたのです。 これは憶えていましたが、後で三原BBSにフォローしたいな。 あと、はみだしっ子コミックス2巻、4巻をもう一冊ずつ発見 (事情は「三原順さんに花束を」のページの立野の書き込み参照)。 これは捨てちゃおうかなぁ。
持っているのを告白するのが恥ずかしいようなド少女マンガも多数発見(苦笑)。 とても書けませんが、太○掛○子とか×淵由×子とか…(笑)。 あと、84年の漫画の手帖とか。か○みあ○らさんが描いてる〜。 85年でしたっけね?亡くなったの。 (しまった、マニアぶりを発揮してしまった ^^;)。
しかし、さっき発掘したのはなかなかのものでした。 ビートたけしフライデー襲撃事件の直後の、 週刊ポストのビートたけしの連載記事のスクラップなんですが、 うーん、この件はまた。(ふつうひっぱるか? ^^;)。
安室波平、いや、安室奈美絵が結婚するらしいですね。 いや、どうでもいいんですけど。タイトルのためだけに出しました (^^;。
一ヶ月ぶりに「三原順メモリアルホームページ」を更新しました。 「"BSマンガ夜話"について」と「三原順の海」の二つです。 後者は、三原MLに先日投稿したものほぼそのまま。 前者は、以前書き上げたのを間違えて消してしまって めげていたのをもう一度書き直してみたものです。
further down the spiral life のトップページもちょっと(?)直したし、 久々に日記以外のページを更新したかな(^^;。
一昨日にミーティングした部屋の空気が悪かったのか、 その直後からあからさまに喉が痛い。 土日に建物全体に殺虫剤を撒いたらしいが、そのあと換気が悪かったのではないか? 一緒にミーティングしていた人も、次の日扁桃腺がはれていたそうだし…。 今日になってからは、咳も出てきた (単なる風邪か? ^^;)。 悲しいことに、自宅のマンションが内装工事の真最中なので 帰っても寝場所の確保が大変だし、空気もなんか良くない。くすん。
さて、昨晩は某さんとおねーさまーと3人で懸案の焼肉ツアーでした。 もう一人 (全員初対面の) 男性が来る予定だったのですが、多忙につきドタキャン。 結局、
「わーい、両手に花だ〜 (^^)」
左に若ノ花・右に貴ノ花だと両手に花田ですが、違います。 似たようなもんだとか言ったら殺されます (^^;。
二人とも会うのは久しぶりで、楽しかったです。
おねーさまは高校時代、下級生の女の子にファンクラブを作られたとか (^^;。 ま、あれだけ背が高くて綺麗だったら、わからないでもないですよねー。 でも、おねーさまには悲しい思い出らしい (^^;。
ちなみにおねーさま、一番華奢なのに一番たくさん食べていてびっくり。 立野と某さんはビールを飲んでいたという差はあるとは言え、
某さん 「まだ頼む〜?」
たての 「おれはもういいよ (といいつつビールを追加 ^^;)」
おねーさま 「もっと頼んでいい?」おねーさま、ライスおかわり&カルビ1人前を追加し、 一人で幸せそうに食べていました (^^)。 あれで太んないっていいなー。最近立野は太ってきて焦っているのです (^^;。 あ、ビール飲んでるのが悪いのか (苦笑)。
そうそう、おねーさまに誕生日祝いにライター貰いました (^^)。 いや、おねーさまがどっかで貰ったフジテレビマーク入りの謎のライターを、 単におねーさまが使わないからくれたみたいですけど (^^;。 いや、でも、嬉しい。おねーさま、ありがとう。 生きていればいいことってあるんですねー (笑)。
しかし面子が面子なだけに(?)、アダルトな話題も炸裂 (^^;。 とてもここでは書けませぬ… (笑)。
昔はよく、友人の芝居やライブなどに行くと、 終わったあと朝まで飲み明かしたり、誰かの家に泊めてもらったりした。 新宿の区役所通りの居酒屋で飲み明かしていた夜のこと。 いつのまにか紛れ込んでいた男言葉で少年みたいな女の子が年を聞かれて答えた。
「おれ、14歳だよ」
「なにぃー、じゅーよんさい?」「おいおい、あんまり大声で言うなよ」 「いーねー、若くて」などなど。十代後半は多かったけど、やっぱり 14歳と聞くとちょっとざわめく。
飲みの途中、何かの成行きで、その子が立野の頭を「よしよし」と撫でた。 立野はおとなしく撫でられていました(^^)。 しかし、しばらく後、その子は別の男性に怒鳴られてしまった。
「俺はガキに頭を撫でられるほど落ちぶれちゃいねーよ」
どうやらその男性の頭を撫でたらしい。そういうことをされるのが 嫌いな人だったのでしょう。その子は怒られて静かになってしまいました。
しばらくして、立野のところに来て、
「おれ、さっき何か失礼なことしなかった?」
…どうも、立野も怒っているのではないかと思ったらしい。
「俺は何とも思っていないよ」
実際別に何とも思っていなかったので、そう答えた。
「ホントに?」
「うん。怒ってないよ。(^^)」
しばらくその子は黙って飲み食いして、そのうち 「眠くなった」と言って、立野の横でうずくまって寝てしまった。次に会ったときも、その次に会ったときも、
「おれ、この前なんか失礼なことしなかった?」
と聞かれた。どうも、立野が怒っていないと言っていたのを忘れて、 怒られたということだけを覚えているらしい (^^;。 しょうもない奴だと思いつつ、立野は結構その子が気に入っていました。その子は中学生だった訳ですが、学校には殆ど行っていないと言っていた。
「全然行っていないのに、卒業だけはさせるらしい。義務教育って凄いよなー」
本人がそう言っていました (^^;。
「卒業式には出なきゃいけないんだけど、何着てこう?」
制服は燃やしてしまったのだと言う。
「ボンテージファッションとか」「チマチョゴリとか」 …みんなで無茶苦茶を言っていた (^^;。その子が中学を出てから、1度だけノイズ系のバンドのライブで会ったことがある。 卒業はしたらしいが、結局卒業式に何を着て行ったかは知らない (^^;。 ミニコミを作っているとかで、バンドの人達に色々聞いて回っていた。 それ以来、会ったことはない。
「男は好きだけど、女の役割を担わされるのは嫌だ」
男同士の関係のように、男性と接したかったらしい。 だから男言葉を使っていたのかも知れない。 立野の目には結構、傷つきやすい、いたいけな(?)少女に映っていたのだけど。
今ごろ、どこかでいい女に育っているかな (^^)。
10/21 は国際反戦デーです。と、同時に、立野の誕生日だったりします。
「ふーん、立野さんっぽいね」
若いもの(という言い方が年寄り臭いが ^^;)には何故かそう言われる。
「いや〜、国際反戦デー生まれですか、素晴らしい!」
若干全共闘世代が入った人にはそう言われる。 69年でしたっけ? 国際反戦デーに大規模な新宿動乱があったのは…。
ちなみに、立野の年齢は内緒です。一部、ご存知の方もいると思いますが、 極秘ですので迂闊にもらさないで下さい。(笑)
六本木は物価が高い。サンドイッチが8000円する。
………信じないで下さいね(^^;)。六本木のなにやら高級な会場で会議があり、 そこでそのまま懇親会をやることになったら、会場費がメチャメチャ高い。 懇親会には全く経費が落ちないため、会費8000円にも関わらず 生協なら2000円程度のサンドイッチやらシチューやら…。
「立ち食いのサンドイッチに8000円かよ〜」
……立食パーティーと呼べという説もあるでしょうが (^^;「8000円あったら、もっといいもん食えるよー」
「会場間違えたとか言って、ディスコ行っちゃいましょう」
…あ、あの、六本木っつーとディスコって発想は…(^^;みんなで散々文句を言いながらもしがらみがあるので参加する。 六本木の喧燥からやや離れた会場に行ってみると、なるほどなかなかのもの。 静かで落ち着いた庭園があり外に出られたので、殆ど屋外にいました。 夜空に東京タワーが意外に奇麗だった。
隣の部屋で「****先生を囲む会」というのをやっていた。
「****先生って誰なの?」
聞いてみると、国会議員とのこと。 は〜、そういう人達が来るところなのか。 どーりで会場費が高い訳だ…。
ああ、今日の日記はつまらん。オチがない(^^;。
なんで日記にオチが必要なのって突っ込みはなしね(^^;最近、各ページのアクセスを少し細かくログとってみたんですが、 トップページの次にアクセスが多いのが日記のページでした(苦笑)。 まあ、日々更新してるからでしょう。
他のページも、更新しなきゃなあ。
今日は部屋の片づけをしました(おおっ、まるで普通の日記のようだ ^^;)。 ずっと懸案だったマンションの内装工事が近々あるので、 荷造りなど。
いやぁ、それにしても、 本、本、本、CD、CD、レコード、テープ、テープ、テープ、 の山。 我ながら呆れます。(^^;
最近遊びに来る友人は、氷山の一角を指差して「たくさんあるねぇ」 と言うので、やっぱり世間の平均から比べれば多いのだと思う。 昔は自分よりもっとたくさん持っている知り合いがいっぱいいたのだが。 蔵書1万冊を越える友人も3人いたし…。
でも、少し処分するかなぁ。
さて、話はいきなり変わるんですが、NetNews の japan を初めて読みました。 とりあえず、japan.music 以下だけ。
感想は、まあ、fj とあまり変わらないですね。 投稿も多いわけではないようだし…。fj に比べ、 ジャンルが punk, girlpop, oldies とか細かく細分化されているので 好きなジャンルが定まっている人は嬉しいかも。 でも、立野は趣味が広いんで結局殆ど見てしまう(^^;。
妙に受けたのが一つ…。
「朋ちゃんのニューアルバムって、いつ発売になるんですか?」という投稿に、「無期延期になったと聞きました」という短いフォロー。 ここまでは普通なのですけど、元記事の人がそれにフォロー:「無期延期ですか。
楽しみですね。」「無期延期ですか。楽しみですね。」
「無期延期ですか。楽しみですね。」
「無期延期ですか。楽しみですね。」何かが変な気がするするけど、それがうまく言えないところに 妙な味を感じるのは私だけでしょうか?? 読み終わって5秒ほど間をおいてから吹き出してしまいました。(^^;
男A「なに食べようか?」
男B「なんでもいーよ」
女A「焼き肉たべたーい」
男A「焼き肉かぁ」
男B「俺は焼き肉でもいいよ」
女A「たべたい、たべたい、たべたい、たべたい」
男A「…じゃ、食べに行こうか (^^)」時として、明確な欲望は人を幸せにする。これで食べに行って 女の子が嬉しそうだったら、特に何を食べたいという欲求がなかった人も まるで自分の欲求がかなったかのように嬉しいのではないかと思う。 かわいいワガママとは、人を幸せにするワガママだ。 もちろん、状況に依存する。
女B「えー、私、肉駄目なの」
何らかの理由で肉を食べられない女の子がいたとする。
女A「野菜とか、キムチとか食べてればいいじゃん」
もはや、このワガママはかわいくないと思う。
「無邪気なワガママ=かわいいワガママ」とはしたくない。 無邪気なワガママは残酷なワガママでもあると思う。 無邪気なだけのワガママは、他の誰の欲求とも衝突しなければかわいくても、 ぶつかった途端、無残に醜悪さをさらけ出すことになりかねない。
人を喜ばせるワガママをかわいいワガママと呼びたい。
追記1: ワガママは概して相対的なものであるというのも忘れてはいけないかも。 ワガママな傾向がある人ほど、他人のワガママを断罪する気もしますし。 女性のワガママの場合、見目の奇麗さで測る男もいる。 二人の女性の希望が対立した場合、見目が奇麗な方が正しく、 そうでない方がワガママと決め付けられるケースもあるでしょう。
追記2: 上の会話ではワガママを言うのが女性になっていますが、 男にもかわいいワガママやかわいくないワガママがあるでしょう。 ただ、男のかわいいワガママって書くの難しいし、 男のかわいくないワガママなんて事細かに書いたら とんでもない個人攻撃みたいになっちゃいそう…。(^^;;;
追記3: 親しい男女関係や家族関係におけるワガママには、 もっと個別で特殊な問題が含まれるのだと思う。
追記4: 一方で、「人間は陳腐な型にはまりたがる」という、カート・ヴォネガットの 言葉も思い出すなー。しかし、話が発散しすぎ。
追記5: 単に「人を喜ばせる、かわいいわがまま」について書こうとしたのですが、 話が発散しすぎ、本筋以外を追記にしてしまいました。うーん。
追記6: おねーさまー! 懸案の焼き肉ツアー、今度行きましょうねー (^^)
ここ数年、目が覚める時に泣いていることがあります。
全てを墓穴に放り込むような強引な埋葬。
私の心の中の死んだ土地。
彼女の心の中の死んだ土地。
彼女自身の何かをも一緒に埋めてしまった土地。
しばらく昔、某大某キャンパスでのこと。 エレベーターの中で戯れに学生が3人で跳び跳ねてみた。 エレベーターが停止し、夜10時まで閉じ込められていたらしい。
しばらく昔、某大某キャンパスでのこと。 6時に閉まる大学内に設置されたキャッシュコーナーに 時間ぎりぎりに飛び込んだIさん。
「間に合った〜」
しかし非情にもドアは閉まり、出られなくなってしまった。 キャッシュコーナー内の非常用電話で銀行だか警備会社だかに連絡。 無事出られたらしいが、2時間ほど閉じ込められていたらしい。
P-model の「カルカドル」と言えば、紫門ふみさんが出て来るテレビCMで、 BGMとして使われていたのを思い出します。 今、P-model official homepage で調べたら、アルバム発売は85年10月でした。
「たってみぬ部屋にカルカドル かつて見ぬ部屋にカルカドル」
「ランダム ランダム 壁に現れてはまた消える 面影は数え切れず」
「デジャヴ デジャヴ 何故か鏡見るよに懐かし どこかで声 『おかえりなさい』」平沢進の夢をそのまま詩にしたらしいですが、 無機質なテクノ系の音とともに (バイオリンとか入るんですけど) 淡々と歌う声が好きで、今でもたまに聴きたくなります。
さて、『カルカドル』というアルバムに「オルガン山にて」 という曲がありました。そういう訳で、一応予告通り(^^;)オルガンの 話になるのですが。
小学生くらいまで、自宅にオルガンがあり、時々ひいていました。 兄と二人でひいたりとか、ひきながら歌ったり。たいしてひけませんでしたが、 幼稚園で一応ピアノを習っていました。行事ではピアニカ担当でした(^^)。 小学生になってピアノを習わなくなり、ひくことも少なくなり、 そのうち「猫ふんじゃった」しかひけなくなってしまいましたが(笑)。 今思えば、続けてれば良かったなとちょっと思います。
小学1年の頃でしょうか。一人で自宅で留守番していたときです。 何だか寂しくなって、久しぶりに幼稚園の頃の楽譜を取り出して、 一人でオルガンをひいて歌いました。
「さびしいときには歌ってごらん」
そんな感じの歌を、弾きながら歌いました。 よほどセンチメンタルな気分だったのでしょう。 そしたら余計になんか寂しくなって、涙が出て来てしまったのを覚えています。
立野にも、そんないたいけな(?)時代があったんです(笑)。
「一才の記憶」の話を読んで、「私にも一才の記憶がある」 と話してくれた人がいました。誕生日の記憶だそうです。 やっぱり、一才でもちゃんと人格(?)ってあるんですよね。(^^)
立野の場合、祖父の記憶の後は、三才か四才くらいの記憶になります。 四才のときかな。母が兄を幼稚園に送っている間に、 近所の友達を自宅に集めて、プリンを作ろうとした記憶があります。 粉をとかしてカップに入れて作る奴です。母が作るのをよく台所で見ていて、 自分にも出来ると思って、やってみたかったのでしょう。 背が届かないので、オルガンの椅子を引っ張って来て、 その上に乗って、鍋をかき回していました。
「だいじょうぶ、ぼくできるから」
何度もそう言っていたんですが、友達は心配そうでした。 振り返ると、女の子が不安気に表情をこわばらせながらこちらを見ていたのを 覚えています。まぁ、子供だけでコンロ使っているだけで、怒られそうですよね。 でも、途中で母が帰って来て、後はやってくれましたが、 そんなに怒られなかったです。驚かれましたが。(^^;
でも、オルガンなんて懐かしいものを思い出したなー。 今夜あたりその話を書くか…。おお、この日記、遂に次回予告か?(笑)
私には一才前後の記憶が断片的にいくつか残っています。 何故かいずれも私が二才の時に病気で亡くなった祖父にまつわる記憶です。
一番古いのは、デパート(横浜の岡田屋(現モアーズ))の屋上のちっちゃな遊園地で、 母に抱えられて回転する乗物に乗っている記憶です。 乗物がギューンと回転して下りてくると、下でにこにこしながらこっちを 見上げている祖父がパッと視界の中に飛び込んで来て、
「あ、おじいちゃんだ (言葉にはなってないでしょうが、気持ちはそうでした)」
と、嬉しくってきゃーきゃー笑っちゃった自分を覚えています。 祖父がまだ元気だった頃ですから、たぶん一才、 もしかしたら一才前だったかも知れません。やがて祖父は病気に伏せるのですが、お見舞に行った時の記憶があります。 いや正確には、お見舞で行ったというのは 記憶に残っている情景から後に自分で補完しました。 (あ、デパートが岡田屋というのも、やはり後に得た知識から 「あ、あれは岡田屋だったのか」と補完したものです)。 実際、和室に何やら真剣な顔の大人たちが沢山集まって、 布団の周りを取り囲んでいたのは覚えているのですが、 その布団で寝ているのが誰かを見た記憶はありません。 幼い子供だったので、近寄らせてもらえなかったのでしょう。 私はほとんど出入口の敷居のところに座っていました。
それに、私の興味はその時まったく違う所にありました (^^;。 鮮明に覚えているのですが、上が透明で底が薄青いプラスチックの容器が 目の前の畳の上にありました。奥行き30cmくらいの蒲鉾形で、 板に相当するあたりが薄青く、蒲鉾に相当するあたりが透明で、 中には瓶や箱が入っていました (やはり後に思ったのですが、あれは薬箱だったのでしょう)。
「どうやって開くんだろう? 触ってみたい…」
「でも、いたずらしたら怒られそう…」「静かにしていなさい」って言われていたんです。 触ってみたいのを必死に我慢していました。 それで、ただただ興味しんしんに見つめていたんです。 すると、どこからか大人の人の手が延びて来て、 透明な部分をクルンと持ち上げて開けました。
「あ、こうやって開くんだ〜」
めちゃめちゃ感動していました (^^)。 何年か後に、両親がこれの色違い(底がオレンジ色)を自宅に買って来た時に、
「これ、おじいちゃんの家にもあったよね」
とはしゃいだものです。 このケース、自宅では結構長いこと調味料入れとして使われていました。
あと、鮮明に覚えているのは…祖父の通夜か葬式の時のことです。 電球の照らす和室で、じっと待っていたら、祖母が戸を開けて入って来ました。 …目を押さえ、声を殺しながらも、むぜび泣いていました。 物凄い衝撃とともに、その時湧き上がって来た感情を今でも覚えています。
「お、大人が泣いている!」
大人が泣くのを初めて見たんです。何故泣いているかなんてことには まるで気が回りませんでした。ただ、「大人が泣いている」という事実だけで 呆然としていました。泣いている人の顔を見つめるなんて、 今思えばちょっとひどいことしてるとは思いますが、その時はあっけにとられて ただただ見つめていました。
他にも火葬場の記憶とかもあります。一才、二才の記憶が、 祖父にまつわること以外に何もないのも不思議な気がしますが。 三島由紀夫は自分が産湯につけられていた記憶があるそうですが、 なんとなく信じられます。
時々思うんですが、「自分という箱の中から外の世界を見つめている自分」 というのは、一才の頃からまったく変わらない気がします。 一才の自分が、自分とは違うものに思えたことはありません。 多分、これからも変わらないでしょう。
人間は一才でもちゃんと心があるんだと思います。
「え〜ここで一句、コアなファン 捨てても欲しい タイアップ」
とCDで言ったのは筋肉少女帯。テレビドラマなどとのタイアップに奔走する 音楽業界を揶揄しつつも自虐的な(?)ギャグだと立野は感じていました。 筋肉少女帯もタイアップしてましたしね。格闘技系のゲームとタイアップした歌で、
「なんで〜戦うのかは あとあとにしようぜ〜」
と歌っているのにはのけぞりましたが(^^;)。
いわゆる歌番組のようなものがテレビから消えていき、 ドラマなどテレビ番組の主題歌がヒットにつながることが多くなったのは もう随分前のこと。ヒット曲番組で音楽を聴くよりは、好きなドラマの歌を聴く方が、 音楽の聴き方としては自然だと思います。 映画が好きで映画音楽が好きって人も昔からいましたしね。
ただ、そのせいで、タイアップ獲得のために巨大なリベートが動いたり、 番組制作サイドの要求のためにアーティストが曲を書き直しさせられたりすることが 増えたのも事実。FM局ではデモテープに札束が挟まっていることも珍しくないらしい。 まあ、良くも悪くもそういったことが音楽を巨大産業にしたという説もあるんですが。 どのドラマの主題歌になれば何十万枚売れるというのが事前にわかることによって、 金を投資して回収するビジネスとして成立しやすくなったのだという。
久しぶりにネットニュースを読んでいたら、 最近はアニメの主題歌にもこういう傾向があるらしい。 確かに、アニメソングがヒットにつながることは多いとのこと (最近のヒット曲事情は殆ど知らないのですが…)。 それでまあ、話題になっていたのは、作品にふさわしくない主題歌が多くないか? という話。アニメだと、アーティスト側の立場が強くなるのかなぁ? それはまあ、音楽を聴く側としては嬉しいのかも知れないけど…。
しかし苦笑したのが、Judy&Maryが歌った「るろうに剣心」の主題歌の話 (立野は漫画も歌も知らないんですが…すいません)。 全然作品に合わない歌らしい。何故か? Judy&Maryの人は、インタビューに答えてこう言ったらしい。
「アニメの歌を作れって言われたけど、あたしはアニメと言ったら キャンディ・キャンディしか知らないからそのイメージで書きました」
だから、曲名が「そばかす」なのね(爆笑)。
「人間は一見どんなに残酷に見えようと、根は無邪気な生き物なのよ」
カート・ヴォネガットのエッセイ集『パーム・サンデー』の冒頭で、 ある女性の言葉として印象的に引用された言葉です (うろ覚えですが)。
無邪気…そう、人間は無邪気な生き物だと思う。 そしてそれが故に、残酷な生き物だと思う。 いや、無邪気さと残酷さは同じ物をどちらから見るかの違いのような物で、 本質は同じなんだと思う。 少年Aもおそらく誰かにほめて欲しかったのだろう。 私は言うだろうか?
「人間は一見どんなに残酷に見えようと、根は無邪気な生き物なのよ」
夜と霧を見つめながら、人は言うだろうか。
「人間は一見どんなに残酷に見えようと、根は無邪気な生き物なのよ」
人間のあらゆる愚かさとともに、この言葉は立野の胸に突き刺さる。
川原泉さんがデビューした頃、某誌で「ポスト三原順か?」と書かれた。
はみだしっ子終了後だったからでしょうか。 しかし当時、三原順さんべったりで新作も読み続けていた私は、 こう言われることにもの凄く抵抗がありました。
「三原順さんは今でも現役で漫画描いて活躍しているのに、 何がポスト三原順だよ。勝手に昔の人にするな」
更に、何故か怒りが川原泉さんへも向かってしまって、 「ポスト三原順を名乗るなんて10万年早い」 などと言っていました。
今思えば、川原泉さんに対しては随分理不尽な怒りだったと思います (別に本人が名乗った訳でもないし… ^^;)。 そのせいで川原泉さんは長いこと食わず嫌いしていたのですが、 もったいない話ですね。川原泉さんは三原順さんのファンで、 仲も良かったというのに。
そんな訳で、今更、文庫になった川原泉を読んでいたりするのです(^^;)。
半年くらい前になりますが、WindowsNT4 がプレインストールされたパソコンが近くに届きました。 イーサボードもついてて、すぐにネットにつなげたので、 セットアップしてすぐにMSIE(マイクロソフト・インターネット・エクスプローラ) を起動してみました。 最初はやはり日本のマイクロソフト社のページに行くんだなーと思って見ていると、
「このページはセキュリティ上危険なコンテンツを含んでおります。表示しますか?」
というようなメッセージが(細かくはうろ覚えです)。
「ああ、ActiveXのことかな…。NTではデフォルトで尋ねてくるようにしてるのか。 まあ、95版ほどセキュリティにいい加減にもなれないだろうし。…にしても、 自社のページが見えないとは間抜けな(^^;」
と思いつつ、「表示しない」を選択、表示をやめた。
直接URLを入力して他のページをあちこち見て回って、 「戻る」ボタンを連打してたら、うっかり最初のページまで戻ってしまった。 すると、驚くことにさっき「表示しない」を選択したページを表示しようとしている。
「うげっ!?」
慌てて「中止」ボタンを連打。 そしたら、IEはコアをはいて死んでしまいました。合掌。
しかし、ActiveXって、物体Xなみに危険ですよねぇ? 少なからず実情を知ってる方は納得出来ると思いますが…。 イントラネットには便利かも知れませんが、 セキュリティがそもそもないに等しいので、 どんな人がいるかわからないインターネットの世界にはまったく向かないと思います。 使うのは人の勝手ですが、仮にActiveXのために人生が終わってしまったとしても、 マイクロソフト社は責任を取ってはくれないでしょう。 無料で配っているから、たぶん製造物責任も問えないだろうし… (詳しくは知りませんが)。
あ、ちなみに、Netscape2.0や2.01でJavaScriptを使っている人も大変危険です。 JavaScriptをオフに設定するか、新しいバージョンのNetscape (せめて2.02でもいいです)を使うようにしましょう。
よけいなお世話日記になってしまった(苦笑)。
NTTのページで電話番号が調べられるインターネットタウンページなるサービスがある。 これは便利だ。ところでこれが、どんな検索が多いかのベスト20を 実際の検索要求から集計して公開している。
1位 東京都台東区千束の個室付浴場
2位 東京都渋谷区のラブホテル
3位 東京都千代田区のラブホテル
…(爆笑 ^^;)。
今日は実によく寝た。おかげで疲れが取れました。
立野の言葉には引用も多いですが、この前の日記の 「人間を分類するあらゆる言葉は…」は、立野自身の言葉です。
自分自身の言葉で凄く好きなフレーズは、他にも、
「生命を持つ一個体が別の個体に払いうる最大の敬意は、 その個体を理解しようと必死になることである」
ってのがあります。 この言葉にこめられた意味は…徐々にここに書くかも。
ところでこれ、10年くらい前に、とある評論の中に書いたフレーズなのですが、 その評論、Early Tateno のコーナーにも載せてないことに気づいた。 今度のせようかな??
人間を分類するあらゆる言葉は潜在的に差別用語である。 すべて「〜のくせに」とつければよい。
「男のくせに」
「女のくせに」
「子供のくせに」
「大人のくせに」
「中卒のくせに」
「大学出てるくせに」問題なのは分類擁護なのではなく、裏に隠された差別意識なのだろう。
「人間はどうすれば差別意識から自由になれるのだろうか?」
というのが、二十歳の頃の立野の思考の中心だったことを、ふと思い出した。
実は日曜〜火曜の3日間連続でライブに行ってました(苦笑)。
9/28(日) AUTOMATICS
9/29(月) pre-school
9/30(火) microstarpre-school の対バンで出ていた ヤング・スキンズって、 London times の人だったんだ? 10年前にライブ聴いたことあるなとか思って、笑ってました。 コンピ盤のレコードにLondon Timesが入ってるのも持ってたなー。 別に注目してた訳じゃないのだけど、なんか懐かしかったです(^^)。 (ま、あの場で10年前のライブを見たことがあったのなんて、 関係者以外じゃ俺だけだったろうけど ^^;)
しかし、なんか、疲れ切って年を感じました(^^;。 しばらくおとなしくしてようかなー(ほんとか?)。
そう言えば、立野は女湯に入った記憶があります。 3歳の頃、旅行先のホテルで母が女湯に連れていってしまったのです。
「子供だからねー」
子供だから構わないし、どうせ憶えてないだろうと思ったのでしょう。
が、しかし、全裸のおねーさんが一瞬とまどった顔をしたあと、 にっこり微笑みかけてくれたことをちゃんと憶えています(^^;。
ぼんやりとした記憶ですけどね。でも、ぐふ(笑)。