7月17日に明治大学リバティホールにて芳崎せいむ先生のトークイベントが行われました。
米沢嘉博記念図書館の公式ツイートより。
「三原順カラー原画展 」関連トークイベント『「はみだしっ子」が「金魚屋古書店」に登場するまで』スタートしました!
芳崎せいむ先生のマンガを読み始めたころ、そして「はみだしっ子」との出会いが語られていきます。— 米沢嘉博記念図書館 (@yone_lib) July 13, 2019
また、公益社団法人日本漫画家協会の詳しいレポートの記事も紹介します。
三原順原画展〜札幌からようこそ!〜 芳崎せいむ氏トークイベント開催
本当に楽しいひと時でした、リアルタイム世代の方々は当時の自分と重ねながら、時には爆笑も。
写真は「金魚屋古書店」12巻と15巻。はみだしっ子を取り上げた「いつか。」は12巻に、原画展に展示していたロナルド・サールのマンガを紹介していたのが15巻です。
札幌からの原画「ハンティング」は、『花とゆめ』1979年8号 綴じこみふろく「はみだしっ子新書判ブックカバー」用イラストでした。
三原順先生によるコメント
「ロナルド・サールというイギリスのイラストレーターの画風が好きで、1度あんな風にシャカシャカシャカと描きサッサと色を流したような描き方をしてみたいと思っているのですが、私がやると手抜きにしか見えないという淋しさ。」(1982年『はみだしっ子カレンダー』6月)
一緒に展示したのは三原先生の遺品、ロナルド・サールの絵本3冊
『The King of Beasts & Other Creatures』Penguin Books, London, 1980年
『Searle’s Zoodiac』Dobson Books, London, 1977年
『サールズ・キャット』CBSソニー/エイプリル出版、1978年(原書1967年)
いずれも、ロナルド・サール (Ronald Searle)著
※『サールズ・キャット』日本語版の表2は、小松左京さんの紹介文でした。
芳崎先生は、ソロモンの目つきなどロナルド・サールに似ていますね!と仰っていました。
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