劇団スタジオライフ舞台版「はみだしっ子」全公演が終了しました

トリプルキャストの「はみだしっ子」は、大好評のうちに11月5日に全公演終了しました。2時間ほどの舞台は原作初期の3話「動物園のオリの中」「だから旗ふるの」「階段の向こうには…」のエピソードをつないで構成されたもの。3チームそれぞれのキャストたちの演技も個性が光り、写真撮影タイムやトークショーも交え楽しく盛り上がった15日間は、週末台風にも見舞われましたが、2017年のもう一つの復活祭のようでした。詳しくは下記にまとめたレビュー記事をごらんください。

遅くなりましたが忘備録を兼ね、記者会見後の情報をまとめてみました。

劇団スタジオライフ公式ページ】

http://www.studio-life.com/index.html

スタジオライフ舞台版「はみだしっ子」公式ページ

http://www.studio-life.com/stage/hamidashi2017/index.html

▽【公演中の公式ブログ】
http://www.studio-life.com/stage/hamidashi2017/blog.html
▽【グッズ情報】ツイッターモーメント(完売)
https://twitter.com/i/moments/921214067670269953

▽【スタジオライフ公式グッズ通信販売ページ】
http://www.studio-life.com/goods/index.html

各オリジナルグッズは大好評で完売御礼、2017/11/25現在、舞台写真やイメージフォト、パンフレットを通販で購入できます。

パンフレットには、劇団員のイメージフォトや原作への想い、くらもちふさこ先生の描きおろしイラストや白泉社の前田太郎さんの寄稿が掲載されています。表紙は舞台美術で象徴的だった「街燈」がモチーフ、フライヤーやポスターに使用していた三原さんのイラストからのイメージでしょうね。(グッズの追加販売は無しとのことです)

パンフレットとグッズの一部

また、舞台版「はみだしっ子」のDVDは、来年4月から発売開始!
[収録内容]
舞台版『はみだしっ子』3チーム本編(TRK・TBC・BUS)完全収録
DVD3枚組 価格¥9,800(税込送料別)

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【舞台化のレポートやインタビュー記事 Web版】

WEBRONZA – 朝日新聞社の言論サイト – スタジオライフ『はみだしっ子』インタビュー/ 真名子陽子 (無料会員登録が必要)
上 - http://webronza.asahi.com/culture/articles/2017100400001.html
下 –   http://webronza.asahi.com/culture/articles/2017100400002.html

ステージナタリー – 三原順「はみだしっ子」スタジオライフが新たな命吹き込む http://natalie.mu/stage/news/253004

エンタステージ – 70年代少女漫画の人気シリーズがスタジオライフにより舞台化!三原順原作『はみだしっ子』公演レポート
http://enterstage.jp/news/2017/10/008161.html

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【掲載誌 情報】
『AERA』2017年11月6日号
名作マンガ『はみだしっ子』を生身の大人が演じて際立つトラウマと暴力性
AERA dot.でも読めます
https://dot.asahi.com/aera/2017110200033.html?viewmode=pc

三原順さんの地元、北海道新聞にも掲載!
北海道新聞(夕刊)10月28日「はみだしっ子」- 初舞台化で新たな息吹 –

ライフ公式ツィートで誌面を参照できます、残念ながらWeb版は無いようです。

本作の道内公演が目標とインタビューに答える倉田淳さんと、猪飼幹太氏の寄稿文「三原作品はなぜ特別なのか」。猪飼さんは三原さんの追悼特集が組まれた、まんが情報誌『ぱふ』の元編集長だった方ですね。

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【公演観劇レポート本】

『 はみだしっ子 公演レポート』 300円 送料140円 / A5判 24P 2017年11月23日発行

▽笹生那実さんの公演レポ本、観劇できた方も行けなかった方も!通販、コミケなどでも入手可能です。

「笹生那実の はみだしひつじ小屋」http://sasounami.web.fc2.com/saito/HOME.html

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最後に劇場ロビー内で原作コーナーを作ったのでメモを残しておきます。

三原さんが『花とゆめ』の表紙を担当した掲載誌や花とゆめコミックス、グッズも少しトランクに詰めて並べました。4人の扉絵はコミックス未収録をメインに。「動物園のオリの中」のとある2色ページを開いて展示したのですが、気が付いた方いるかな?『総特集 三原順』の「背」にも使われた4人のシルエット、パンフやグッズのどこかに…

また、「Sons」連載中の『EPO』で「OPEN EPO」というマンガ家の近況報告ページがあり、数点を三原順さんのプロフィールがわりに選んでみました。

展示品リスト
●作品扉(複製)
1976年 『花とゆめ』13号「レッツ・ダンス・オン!」
(同)15号「夢をごらん」 前編
1977年 『花とゆめ』2号「そして門の鍵」
(同)5号「山の上に吹く風は」第1回
(同)9号「山の上に吹く風は」第5回
(同)16号「奴らが消えた夜」第1回
(同)18号「奴らが消えた夜」第3回
(同)19号「奴らが消えた夜」第4回
(同)21号「奴らが消えた夜」第6回
1978年 『花とゆめ』2号「裏切者」 前編
(同)20号「もうなにも…」前編
1977年 『別冊花とゆめ』夏の号 グレアム特集総扉
●三原順イラストコラム(複製)
・『花とゆめ』1976年12号 「わたしの仕事部屋」
・『花ゆめEPO』1988年3号9号11号「OPEN EPO」より
●雑誌展示 表紙:三原順
・『花とゆめ』1976年 2号 1977年 2号
1978年 8号 1980年 6号 1981年 8号
・『別冊 花とゆめ』
1977年夏の号「グレアム特集」 秋の号「アンジー特集」
1978年冬の号「サーニン特集」 春の号「マックスとその仲間達特集」
●1975年『花とゆめ』13号「動物園のオリの中」p150-151
● 花とゆめコミックス「はみだしっ子」シリーズ全13巻
● 白泉社文庫 「はみだしっ子」全6巻
●『花とゆめ』付録、全プレ4点
1977年18号はみだしっ子バック
1980年 1号Hi-DX バースディカード、8号ペンケース
1981年10号バインダー

再演、次回作も期待!また新たな幕開けを待ちましょう~

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