2019年度 文化庁「マンガ原画に関するアーカイブおよび拠点形成の推進」の報告書がアップされました 

2019年度文化庁メディア芸術連携促進事業連携共同事業 報告会レポート・実施報告書「マンガ原画に関するアーカイブおよび拠点形成の推進」京都精華大学/京都国際マンガミュージアム 他 が公開されました。

◆メディア芸術カレントコンテンツ https://mediag.bunka.go.jp/article/article-16208/

実施報告書(PDF約14.7MB)

明治大学 米沢嘉博記念図書館で2015年から行われている三原順先生のマンガ原稿の整理についての報告です。2019年度は原画の状態など入力データを再確認し、不備や漏れの修正作業を行った上で、原画と関連資料全件数6,337 点を全て権利者に返却したとのことです。また、報告書『マンガ原画整理に関する報告書 三原順原画を中心に』(写真:左)(明治大学米沢嘉博記念図書館 2019 年 3 月 20 日発行)も作成、こちらは米沢嘉博記念図書館の閲覧室で読むことができます。

2019年度、原画の利活用については実施報告書 P.10より

付録 報告「三原順原画の整理と活用」p.102~p.111には報告会でヤマダトモコさんが発表された資料が掲載されています。

p.112からの報告「マンガ原画修復について」 も興味深い内容です。


また、マンガ原画アーカイブマニュアル部会によって作成されたマニュアルも公開されました。

◆メディア芸術カレントコンテンツ https://mediag.bunka.go.jp/article/article-16214/

マンガ原画アーカイブマニュアル(2019年度)(PDF 58ページ)

コピックの耐光性試験や原画の整理方法が報告されています。三原順先生の原画は、どのように整理されたのか、脆弱なイラスト類(パステルや色鉛筆を用いたイラスト等)はマットやトレーで保管されている様子がわかります。

マンガ原画に多用されているセロテープや写植を貼るための接着剤の経年劣化によるシミを取り除くのは難しい。セロテープやドラフティングテープも使わない保管が好ましいです。展示会などで出来るだけ紫外線を避けることも大切だと思います。

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